人間が紙を食べるのを観測したい

人間が紙を食べているフィクションについて紹介するブログ

ジャグラスジャグラーイメージ香水をセレスセレクトで選んでもらう

推し香水をオーダーしてみたよ

今、さまざまな推し概念アイテムがありますよね。アクセサリー、カクテル、シーシャなどなど。その中でも今回チャレンジしたのは推し香水です。

www.celes-perfume.com

こちらのセレスセレクトというサービスでジャグラスジャグラーの香水を選んでもらいました。
字数無制限で説明文を書いて、それを元に5本スタイリストの方が選んでくれて、小分けを送ってくれるシステムです。

このサービスは自分の好きな香水を選んでもらうためのサービスなんですが、公式の方でも「推し香水」を探すのに使えるとあります。
説明文には性格、イメージ、持ち物とか書きました。
ちなみに話題となった映画香水もここのサービスです。
映画香水のときに、「選んだ理由を教えてくれたらうれしかった」みたいなコメントを散見したんですが、セレスセレクトではちょっとしたコメントを添えてくれます。
わたしの場合は、
「絶望と悲しみを抱え自己破壊的になった有能な剣士であったジャグラスジャグラー。根底に深い情愛を持った勇敢な人物が纏うスマートで逞しさを感じるフレグランスをお選びいたしました」
とのこと。
「根底に深い情愛を持った勇敢な人物」という文字列を見ただけでこのサービスを利用してよかったなと思いました。
選んでもらった香水も本人が付けてそう!とか概念!とかいろいろあってたのしかったです。

カフェローズ/トム・フォード、ブルー ドゥ シャネル/シャネル、コローニアエッセンザ/アクアディパルマファーレンハイト/ディオール、ウォーターリフレクション/トバリを選んでいただきました。

以下主観的なレビューです。そんなに香水には詳しくないので的外れなことを言っているかもしれない。

カフェローズ/トム・フォード

一瞬鼻に抜けるバニラみたいな甘さの後に華やかなローズがいる。
しばらくすると遠くに煙たいカフェが見えてくる。
コンセプトは「あなたを滅ぼしてしまうほどスリリングで美しい暗闇」らしい。ジャグラーじゃん…
この香りがするひととすれ違ったら多分振り返っちゃうと思う。
そして振り返っても誰もいない、みたいな。
肌に乗せたら、ラストノートでバラを持ったジャグラーが立ち去った後のカフェの香りになった。深煎りのコーヒーがそこにある。
個人的にはジャグラスジャグラー総体のイメージに近い。
本人が付けているとすればオーブ本編で主に着ていたあのスーツ姿の時かな。いやこの香りのするジャグラー破壊力が高いな。バラの香りがする闇の紳士、無理では?

 

www.celes-perfume.com


ブルー ドゥ シャネル/シャネル

レモンとシトラス!!初夏の陽光みたいなさわやかさの中に大人の落ち着きがある。
いわゆるメンズの香水のパブリックイメージに近い。
かっちりしたシャツにこれつけてると絶対にかっこいい。
ヘビクラ隊長が付けてそう。大人の男性が付けていて違和感も嫌味もない香り。
木村拓哉さんが使っているらしく、「地球のこのくらいの年齢のかっこいい男性ってこんな香りつけるのかな」ってサーチした結果がこれだったらかわいい。
いや隊長がこれ付けてたら過積載だが?ただでさえ高い好感度がさらに上がってしまうが?

www.celes-perfume.com


コローニアエッセンザ/アクアディパルマ

ベルガモットとハーブの香りだ!プチグレンかな?
初夏の明るい草むらの中みたいな香り。
一口に爽やかというにはちょっとだけ複雑というか裏がある。
野生というにはとげがないけど人工物ではまったくない。自然というのが一番近い。
オフのジャグラーが付けてそうなイメージ。ちょっとおしゃれなランチに行くときとか。そんなことがあるかはわからないがそういうシチュエーション…

www.celes-perfume.com


ファーレンハイト/ディオール

トップはキュウリみたいな青さがぱっと出てきてその後にベルガモット。とにかく青い。
はるか彼方にウッディノートもある。
ボトルが炎みたい。
「独自の存在であることを主張して裏切らぬ香りを放つフレグランス」らしい。ジャグラーじゃん。さっきからそれしか言ってないな。
最初はオリサガの時期っぽいかな。その後落ち着いてくるところも含めてジャグラーの人生ではある。フレッシュさと大人びた感じがどっちもある不思議な香り。
魔人態からこの香りがしたらいいな。どことなく宇宙の温度も感じるし。

www.celes-perfume.com


ウォーターリフレクション/トバリ

上品でなめらかなライムとベルガモット。ラムネみたいなパチパチ感もちょっとある。
とにかく静かで落ち着きがある。肌に乗せるとだんだんと花々が開いてゆく。
<華麗に秘める孤独>がモチーフらしい。けれどもとっつきにくくはない。
決して閉じられてはいないが、遠くにあるもの、のイメージ。
わかるようでわからない、単純な理解を拒絶するもの。
カフェローズが「動」のジャグラーだとしたらウォーターリフレクションはふとした時に垣間見える「静」のジャグラー
相容れない要素を併せ持ちつつ崩壊せずそこにあるバランス。
さまざまな過去を内包しつつこれからも歩み続けるだろうZ後のジャグラーを感じた。

www.celes-perfume.com


自分で説明文を書くことになるので、みなさんがジャグラーでオーダーしても多分別の香水が来るんじゃないでしょうか。キャラ概念錬成にも、自分用にも、ぜひ!